グレイシャスからの手紙 
(定期報告2000年4月〜6月)
   
 4月から6月までの活動報告をいたします。 
この期間に2つのプロジェクトが完了しました。スタッフ宿舎と公衆トイレ(pitlatrine)です。また、オランダからはIsraels氏が来てくださいました。こうして施設維持が出来ているのは、オランダのみなさん、日本のグレイシャスの会のみなさん、ザンビアの地域の方々、ここの施設のスタッフのみなさんのおかげです。ありがとうございます。 

 
施設スタッフのみなさん 

【孤児院】 現在預かっている子どもは6人です。男の子が5人、女の子が1人です。みんな元気に育っていて、次第に活発になってきました。保育園(nurseryschool)は続いています。孤児院の2人の子どもを含む15人がそれに参加しています。 

【プロジェクト】 去年9月に建設を始めたスタッフ用の家が完成しました。公衆トイレも完成しました。これによって、衛生面が向上しました。 

【 畑 】 畑の野菜はよく育っています。トマト、ブロッコリー、キャベツ、Chomoliaなどが大きくなっています。ブロッコリーは出荷準備ができています。これから雨季に入ると、バナナ園ではますますたくさんの実をつけるようになります。生産性をあげるために、灌漑システムの再点検が必要です。 

【薬の現況】 今のところ、結核治療用のいくつかの薬を除いては、問題ありません。(原文=The drug situation has been good.) 
    
【病 院】 この報告期間(4月?6月)の初めの頃は、マラリアのピークでした。しかし2人のクリニカルオフィサー、4人の看護助手とともに、5人の看護婦が精力的に働いてくれました。712人の入院患者のうち446人が、マラリアによるものでした。この3ヶ月間に亡くなった人は全部で14人。そのうちマラリアで亡くなったのは2人です。2人のうちの1人は5歳未満の子どもでした。6月下旬には、忙しかった病院も落ち着いてきて、肺炎、下痢、嘔吐、麻疹等の感染症や目の感染症が主なものでした。それらは特に子ども達に多くみられました。母子検診プログラムでは836人の子どもの体重が増加しており142人の子どもの体重が不足(under weight)していました。ここで実施した21回の妊婦検診に123人の母親が参加しました。68人の女性が家族計画講座に登録しています。 

【輸送機関】 2台の車は、調子よく走っています。日頃の車の整備はCummingという名のスタッフがやっています。 

【その他】 私たちの帳簿管理がうまくなるようにと、オランダからIsraels氏が来てくれました。2週間半滞在し、その間私たちを訓練してくれました。 

【さいごに】 この施設になりかわりまして、みなさまのご厚意に心からお礼申し上げます。みなさまのご多幸をお祈りしています。(おわり) 
 


よく育ったキャベツ畑(これをご馳走になったある日本人が、その甘さに感激していました。) 


夜、ベッドに入る前のひととき(孤児院の子供たち)
夏服の子と冬の防寒服の子がいます


完成した公衆トイレ
これでずいぶん清潔になるはずです