グレイシャスの会の皆様へ (2000年1月〜3月 第1期 報告書)
2000年という節目の年を迎え、国内外でいろいろなことが取りざたされ不安な面もありますが、神様は相変わらず私たちの回りにいる人の姿を借りて私たちを励まし続けて下さっています。オランダのFCM(ファミリーインクライストミッション)は2度目の医薬品提供をしてくれ、3月には日本から客様(ザンビアスタディーツアー)がいらしてくれました。
孤児達について
ここ何ヶ月子供の数は変わっていなかったのですが、3月に、小さな女の子がやってきました。母親に見捨てられた子です。母親は市場で働いていた人。父親については女の子も親戚の人も知りません。今も母親の行方を探していますが、その小さな女の子はここの子供達と楽しそうにナーサリースクール(幼稚園)に参加したり、ここで暮らすうちにこの家になじんできたようです。以前からいる5人の男の子達はみんな元気に育っています。
病院について
病院はこれまでと変わりなく治療サービスと予防的サービスを続けています。診療は24時間体制です。月6回の訪問サービスも続けています。母親への保健教育、5歳以下の子供への予防接種(麻疹、ポリオ、結核、破傷風、百日咳、ジフテリア)、妊婦検診、家族計画指導などを行っているのです。
この3ヶ月間の主な疾病はマラリア、栄養失調、肺炎、性的感染症、ビルハルツ住血吸虫、赤痢、結核などです。確実に増えているのが、とりわけ5歳以下の子供の脳性マラリアです。
薬について
薬は、オランダから2回送ってくれたので、今のところ十分足りています。1回目は昨年(1999年)末に、2回目は今年に入って(2000年2月頃)送られました。でもこちらでは一般的に使われる薬なのにオランダからは送られてこな
いものもいくつかあって、それらについてはその時々に購入しています。特に点滴製剤(脱水症状時の水分補給)、キニーネ(脳性マラリアに使用)などがそれです。
プロジェクトついて
かねてより建設中のスタッフの家はまだ工事中です。下水配管や外部のしっくい工事が残っています。また、公衆トイレを造っているところです。これができるとずいぶん清潔になるでしょう。
農園について
キャベツは売って現金収入に換えたり、患者さんや子供達に食べさせています。chomoliaやrapeといった野菜の苗が植えられたところです。
車について
ここにある2台の車は、スタッフがきちんと管理してくれていることもあり今のところよく動いています。
最後に
日本のグレイシャスの会のみなさん、オランダのNGOのみなさん、SCDPのみなさん、施設運営にかかわってくれているみなさん。みなさんに、この施設になり代わって私からお礼を申し上げたいと思います。みなさんのおかげで、私たちはここを続けていられるのです。
|