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最終更新日:2000年9月25日
最新情報
| グレイシャスさんは16日間徳島に滞在した後、9月18日に帰国しました 詳しくはグレイシャス通信特別号をご覧ください |
| 総会開催のお知らせ 日時: 平成12年6月11日8(日曜日)午後2時 場所: シビックセンター5階第二会議室 徳島市元町1丁目24番地アミコ内 TEL(088)626-0408 内容: 活動報告、会計報告、役員改選、活動計画等 メーリングリストの利用を始めました グレイシャスの会では徳島で国際協力を考える会と共にメーリングリストの利用を始めることになりました。グレイシャスの会と徳島で国際協力を考える会の会員だけをメンバーとした非公開のメーリングリストです。メンバー間の情報交換と、メンバーとSCDP(ザンビアのNGO)のつながりを深めるのが目的です。不定期ではありますが、ザンビアの情報をSCDPから送ってもらうこともできます。 会員でメーリングリストへの登録を希望される方は skywalk@kings-net.ne.jp までお名前とメールアドレスを連絡お願いします。 まだ会員になっていない人はまず会員になってから、登録希望の連絡をお願いします。 |
私たちの活動が新聞の1ページ全部に掲載されました![]() 徳島新聞(1999年11月23日付朝刊) 新聞の記事は次の通りです。 |
| 徳島新聞 NGOシリーズ 「地球のメンバーとして」 人や物そして情報による交流が地球規模で行われています。NGOと呼ばれる国際ボランティアの活動もその一つのかたちです。紛争や災害、貧困に苦しむ国や地域で支援活動を展開するNGOは、徳島にもたくさん生まれました。その活動の紹介を通して、徳島が世界の一員であるために何が必要なのか、5回のシリーズで探っていきます。 シリーズ第1回 グレイシャスの会 いつもよりほんの少し視野を広げた そこにザンビアの子供たちがいた アフリカの内陸部に日本の約二倍の国土を持つザンビアという国があります。 いま、この国を襲っているのは貧困による飢えと深刻な伝染病。このため多くの子供たちの命が失われています。地球の一員として、徳島からザンビアの子供たちの明日を支えようと活動を続けているNGOがグレイシャスの会です。 <グレイシャスの会> 設立の経緯/1996年10月、13人のメンバーで発足し、現在の会員数は180名を超える。アフリカ・ザンビアの首都ルサカの南西120kmにあるマザブカという地域で慈善病院を運営するエバンス夫妻(ポーキーさん、グレイシャスさん)が徳島県内でザンビアの窮状と支援活動の講演会を開いたのが設立のきっかけとなった。同会の名称は『エバンス夫人・グレイシャスさんの友人』という意味で付けられた。 活動の目的/エバンス夫妻の運営する慈善病院では、両親を失った孤児を引き取り養育している。同会では、この孤児たちによりよい生活環境を提供し、さらに『現地の人たちが自立していく』ための協力活動を行う。 活動の方針/現地の人たちが、自立していくための支援活動を行っていく。基本的な活動として、エバンスさんの慈善病院に対し年間60万円の支援金協力を行う。また会報やインターネットなどを利用し会員に、詳細な活動内容を報告することで『顔の見える活動』を続けている。 ※同会では会員を募集しています。 会費は月500円。 問い合わせ先は『グレイシャスの会』事務局(徳島市八万町TEL088-668-7230)。 『グレイシャスの会』ホームページアドレス http://www.infoeddy.ne.jp/~orino967/ ●人と出会うことで 新しい世界が見えてきた 「ボランティア活動を始める前は、自宅を中心に半径数キロメートルの範囲で生活してたように思います。それが今では、外国の写真や外国人の方からいただいた手紙で、部屋がいっぱいになるくらい生活が変わりました。想像もしていなかったことです」 生活の変化を感慨深げに語るのは『グレイシャスの会』事務局長の折野麻裕美さんと会計を務める新田陛子さんです。徳島市にある折野さんの自宅を兼ねた事務局で、二人は設立のきっかけを振り返ります。 「五年ほど前のこと。ザンビアの小さな村で慈善病院を運営するポーキー・エバンスさんとそれを支える夫人グレイシャス・エバンスさん夫妻が、徳島で講演をされたんです。そこで聞いたザンビアの窮状、とくに両親をなくし食べる物すら不足しているなかで必死に生きようとしている子供たちの話は、胸にズシリと重いものを投げかけるられたように感じましたね。それほど不足もなく暮らしている、自分たちの子供の姿と比較していたのかもしれません」 また二人は、人と人の出会いの大切さに声をそろえます。 「エバンス夫妻の講演に参加したことで、世界の中の日本を意識しました。夫妻の講演を企画したNGOの人たちと話して、自分たちも何かしなければと強く思ったんです」 ●手探りで始まった 支援の輪が広がる 発足時のメンバーは十三人でした。ほとんどの方がボランティアについては初心者だったと折野さんは言います。 「何かしたいって強く思ったんです。でも、どうすればいいのかが…。とくに私は主婦という以外に特技らしいものは持っていません。ボランティアに関して素人集団の自分たちにできることは何だろうって。そこが私たちの出発点でしたね」 そこで出された活動の基本は、エバンス夫妻の友人という立場から、長く協力していくことでした。その一つのかたちが、夫妻の慈善病院あてに送る年間二回の定期的な支援金協力です。 「決まった収入があれば、将来の計画が立てやすくなって、そこから現地の人たちの自立をお手伝いできるのではないかと考えたんです。使い道についても、子供たちの幸せにつながることを前提に、現地の皆さんで考えてもらうようにしました」と新田さん。 手探りで始まったボランティア活動からは、またさまざまな試みも生まれています。たとえば、ザンビアの子供たちへの文房具のプレゼント。事務局近隣の小学校に相談したところ快く協力が得られ、たくさんの文房具を集めることができました。同時に、協力してくれた小学生に、ザンビアの子供たちについて考えてもらう機会にもなったそうです。 こうした活動を継続していくため、新田さんは『顔の見える活動』をあげます。 「戦争や災害に見舞われた地域や人々に、物や寄付を送ってもそれがどんなかたちで届いたのか、どう使われたのか分からないことが多いように思います。それで会報やホームページなどを通じて、活動内容を細かくメンバーに報告するようにしたんです」 たとえば、グレイシャスの会ではこの秋に自動車を送っています。救急車両などとして利用してもらうためでした。このとき、徳島出発から神戸で船積みされ、アフリカの港についた様子、最後にザンビアのマザブカの慈善病院に届けられるまでを写真とレポートで紹介しています。もちろん、詳細な出納の内訳も報告されました。 「メンバーの皆さんには、自分たちの気持ちがどのように現地に伝わったかが具体的に見え、一体感が生まれるのではないでしょうか」と新田さん。現在の会員数は百八十名を超えました。活動の輪は口コミなどを通じて着実に広がっているようです。 ●飛び込んでしまえば 何でもできるようになる 折野さんはボランティア活動を通して、いろいろな意味で成長できたと実感しています。 「活動を始める前に、ポーキーさんに了解を得ておこうと思いました。押しつけになってはいけないと考えたからです。それで電話をかけたんですが、向こうから聞こえてきたのは英語の声。私、びっくりして受話器を置いてしまったんです(笑)。このときは英語に堪能な方にお願いして、伝えたい内容を英訳してもらったものを棒読みしました」 英語による日常会話の必要性を痛感した折野さんは、英会話教室に通ったと言います。また、ザンビアとの通信費節約などもあって、折野さんらはパソコンを使いインターネットにも取り組んでいます。昨年には『グレイシャスの会』で作成したホームページが、国連関係機関の主催するコンテストで特別賞を受けました。 「ボランティアに限らず、飛び込んでしまえば、何でもできるようになるなって。やり方が分からないとか、これは無理だとか、初めからあきらめないで、とりあえず取り組んでみると案外何でもできるものですよ」というのが、折野さんの持論になりました。 人との出会いをきっかけに、自分たちの生活を見直すことで『グレイシャスの会』は世界に目を向けています。その活動は一方で、メンバーそれぞれが、自己を高めていく活動と言えるのかもしれません。 |