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■オヤニラミの飼育・観察
 オヤニラミは、桑野川上流の流れのゆるやかな清流に生息し、なかでも新野西小学校裏から川又に至るおよそ500メートルの間は、特に生息数が多く、この間がその生息地として県の天然記念物に指定されています。徳島県内では桑野川上流の外、福井川、鷲敷町の中山川にわずかに生息しています。

 新野西小学校では貴重な県天然記念物「オヤニラミ」を通して地域の環境問題について考えていこうと、平成7年7月に、天然記念物指定地域外でオヤニラミを採集して、飼育・観察活動を行っています。
オヤニラミ


1.オヤニラミの飼育・観察  2.オヤニラミの放流  飼育奮闘記

【水槽そうじ】

・ともかく水がきれいでないと、卵も生まないし、病気になって死んでしまうこともある。そこで、大切なのが水槽そうじ、深さ60センチ、横はば1メートル50センチもある大きな水槽が2つもあるので、5・6年生8人で1時間かかる。ガラス面についたみどりの藻や水あかをたわしなどで力いっぱいこすって落とす。水は3分の1程度ぬいた後、水道(地下水)から水を入れている。以前は学校下の用水から運んでいたので大変だった。水槽そうじは、1週間に1回。浄化装置は、1ヶ月に1回程度行っている
【えさやり】
・冷凍赤虫を朝夕、1年生から6年生までが当番を決めてやっている。オヤニラミはビーカーに入った赤虫を見ただけで集まってくる。
・産まれたばかりの稚魚は、メダカと同じで3日間ぐらいは膨らんだお腹の栄養で育つ。4日目ぐらいからは、ブラインシュリンプというえびの卵を別の水槽でふ化させてスポイトで与えている。薄い食塩水を25℃に暖め、2〜3日で新しく作り替えている。オヤニラミの赤ちゃんが8ミリから1センチぐらいの大きさになってくると、親と同じ赤虫へと変えていく。
オヤニラミの産卵状況とふ化数

産卵数 ふ化数 生存数 初めての産卵日 最後の産卵日
2003
年度
 479   60    9   4月 24日  5月 27日
2004
年度
1323  358   16   4月 20日  6月 17日
2005
年度
1112  368   12   4月 17日 5月 27日
2006
 年度
801 212 11 4月 19日 5月 11日

学校桑野川の水質検査結果

水素イオン濃度
PH5.0〜9.5
PH7がよい
化学的酸素消費量
  0〜10
多いと汚れた水
アンモニウム体窒素
0〜10
多いと汚れた水
りん酸イオン

0.2〜10
多いと汚れた水
2003
年度
    8     6    0.08    0.2
2004
年度
  7.5     4    0.2   0.04
2005
年度
  8.5     7    0.5   0.07
 2005.7.6実施 
 今年は雨量が少なく,川の水も少なかったため,水質は良くなかった。
水生生物調査では,判定がT〜Uそんなに悪くはなかった。


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